2010年4月18日(日)-4月23日(金) 1階展示室にて


タンバ(パ) チカ 個展
レンジで田舎のマアムをチン 展

open:13:00−19:00(最終日は 17:00まで) 会期中無休
 




タンバ(パ)チカ

1982年 岡山県倉敷市生まれ
2001.4 大阪芸術大学附属大阪美術専門学校 国際芸術学科 版画専攻 入学
2003.3 大阪芸術大学附属大阪美術専門学校 国際芸術学科 版画専攻 卒業
2003.8 アメリカ Kansas City Art Institute major:Printmaking 編入学
2005.5 アメリカ Kansas City Art Institute major:Printmaking 卒業

《個展》
2005.2 “Welcome #1”展 at KCAI Print Gallery(アメリカ/Kansas City)
2007.3 “ま という空間”展 at 月眠ギャラリー(大阪)
2008.4 “tampa 展” at AD&Aギャラリー(大阪)

《二人展》
2008.6 “デカルコマニー展” at 月眠ギャラリー(大阪)

《グループ展》
2003.3 “Now Japan 舞 DREAM”展 at 新風館(京都) -公募展
2005.5 “Emergency Eyewash”展
      at URBAN CULTRUE PROJECT SPACE(アメリカ/Kansas City)
2007.11 “自家生成日本美術ドラフト展” at 四方山荘(茨城)
      -ゲストアーティストとして参加
2008.6 “エッジな宝匣vol.2” at gallery&books edge(大阪) -コレクション展
2008.12 “自家生成日本美術ドラフト展” at 四方山荘(茨城)
      -ゲストアーティストとして参加
2009.8 “夏休みルーム” at Nroom artspace(東京)




おもちゃを、作りたいと思った。
おもしろいもので、小さな、ほんとうに小さなまだ色で言うところの赤色呼ばわりされていたようなバブバブの頃に買い与えられたおもちゃは、人生で初対面・初体験であるにも関わらず私たちは全く覚えていない。
そしてそれはその主役であるレッドちゃんを取り巻く大人たちの個々の嗜好によって選ばれたものであり、レッドちゃんは猿やウサギやあひるに似て非なるそれららしきものを眺め、投げ、なめ回してすくすくと育ったのであった。

おもちゃの世界ははっきり言って奇行の世界である。
でもそれでいい。
それがいい。
例え熊さんの体の色が水色であろうが
ダチョウさんが車を運転してようが
きりんさんが二足歩行していようが
車に目や口や鼻があろうが
ウル○ラマンの足があらぬ方向まで曲がろうが
それらのすべては世界中の子どもたちを魅了してやまない。

そんな素敵な事ってあるだろうか!
日頃のストレスからホッと抜け出せるような、
電子レンジでカントリーマアムをちょっとだけチンして食べる時みたいな、
小さな幸せを与えられるような大人のおもちゃを作ったんねん!と息巻いて、
興奮冷めやらぬまま某googleで非常に純粋な気持ちで
“大人のおもちゃ”と検索してみた。

そこには大人のおもちゃがいっぱいあった。

屈折した私の心が生み出したオブジェをお楽しみいただけましたら幸いです。

2010年4月吉日 タンバ(パ) チカ

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