2010年6月4日(金)-6月13日(日)

塚本直美 個展
-silhouette-
オープン:13:00−19:00(最終日は17:00まで) 水木休廊  →作家ブログ


   



塚本直美

2000 Lesley University 教育学研究科美術教育専攻修士課程修了、ボストン
2002 信楽陶芸の森アーティスト・イン・レジデンス
2004 コロラド州立大学大学院美術研究科修士課程修了
2005 ニューヨーク市立大学に招聘作家として滞在

主な個展
2010 Nroom artspace,東京
2009 i→p、神奈川
2007 Furlong Gallery,ウィスコンシン州立大学
2005 Hunter College, ニューヨーク
2004 コロラド州立大学美術館
    バレン城,アイルランド
2003 ホーランド市アートカウンシル、ミシガン州

グループ展
Suan Pakkad Palace美術館(タイ、バンコク)、信楽県立陶芸の森美術館、Urban Institute of Contemporary Art(ミシガン州)、
ボルダー現代美術館(コロラド州)、Santa Fe Clay(ニューメキシコ州)他



猫の目やスーツケース。長靴。傘。そんなありふれたものに触れた時、どこか懐かしい景色と出会えないだろうか。

場所の記憶というものをテーマに作品を制作している。実体のなくなってしまった身体の記憶、そして残り形見のようなものに興味がある。記憶と事実との間に生まれるずれ、追想の中の物の大きさ、記憶の再建。過去を語る時、時というものがなくなり、その経験をもう一度所有することが出来る。そんな経過が好きだ。

シルエットの中には存在と不在が共生する。型取りの作業は、日々移り逝く記憶の抜け殻を写しとり、収集するようなものかもしれない。

塚本直美

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